report活動報告

5月のアユモドキ定例調査を行いました


5月のアユモドキ定例調査を18日に実施しました。京都大学、京都先端科学大学の学生さんたちや環境省、京都府、亀岡市のみな様にも支援に来ていただき、約50名で行いました。
5月の調査は、6月初旬に農業ダムが起ち上げられアユモドキが産卵期を迎える前に、生息状況を確認するために行っています。 今年は、342尾のアユモドキが確認されました。昨年より100尾多いことは良かったのですが、上流の河川工事の影響、調査当日の捕獲条件の違いなども考慮すべきと思われます。
お腹の膨れた雌がいるなど、産卵を前に性成熟が進んでいるものもみられる一方で、痩せている個体も多くいました。最も小さい個体は、体長43mmでした。
今年も、ダム起立時や中干など渇水時の保護救出活動、個体数推定調査などを行います。なお調査は、国から特別の許可を得て行っています。許可なくアユモドキを捕獲することは違法行為となり罰則が課せられます。

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