report活動報告

2025「アユモドキを守ろう!田植え体験」を実施

6月7日、天然記念物アユモドキが生息する保津川支流の水田で「アユモドキを守ろう!田植え体験」を、小中学生24名と同伴者、スタッフを含めて60名余りが集まって開催しました。このイベントは、SAVE JAPANプロジェクトの支援をいただいて実施しました。
子どもたちは、初めに「アユモドキと田んぼ」の話を聞いて、お米を育てることがアユモドキのエサ生物を増やすことにつながる事を学びました。また、「田んぼダム」と言われるように、防災・減災にも役立つこと知りました。
田んぼの前では、地域の農事組合法人の役員さんから田植えのやり方を教えてもらいました。畔に並んで一斉に田んぼに足を入れると、「ウワー」と、初めての泥田の感触に驚いたようでした。1時間ほどみんなで頑張って田植えを終了した後、亀岡高校自然科学部のお姉さんたちからアユモドキの紙芝居を見せてもらい、クイズにも楽しく挑戦していました。
また、この日の保護活動で繁殖エリアに放流するアユモドキを見せてもらうと、子どもたちは食い入るように見つめて、「外国にはアユモドキの仲間は何種類くらい棲んでいるのですか」、「アユモドキはドジョウの仲間だけど、腸管呼吸はするのですか」など、小学生とは思えないような高度な質問も飛び交いました。
子どもたちからは、「うにょうにょして、たうえができてたのしかった」、「田うえがすごく楽しかった」、アユモドキは大きくなると「もようがかわるんや」などと感想が寄せられました。
この田植え体験は、亀岡市、農事組合法人ほづ、京都先端科学大学の学生さん、亀岡高校自然科学部、きょうとNPOセンターのご協力をいただいて実施しました。みな様、ありがとうございました。


https://ayumodoki.net/wp-content/uploads/2025/06/IMG_20250607_091404981.jpg







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