report活動報告

2023アユモドキ個体数調査(2回目)の速報

アユモドキ個体数調査の2回目を10月1日に実施しました。前回9月18日に捕獲して放流したアユモドキには、ヒレの極一部をカットしたマークが付けられています。今回の再捕獲調査では、そのマークが付いたアユモドキがどれだけ再捕獲されるかが重要なデータとなります。2回目の調査では、当歳魚(80mm未満)と1歳以上魚(80mm以上)を合わせて約440尾が捕獲されました。 今回の調査には、京都先端科学大学、京都大学の学生さんに加えて、亀岡高校、南丹高校の生徒さんにも参加いただくなど、合わせて約50名のみなさんにご参加いただきました。 京都大学名誉教授岩田明久先生、京都大学大学院理学研究科教授渡辺勝敏先生から、アユモドキの数が少なかった年は大雨で川の勢いが増して生まれたばかりのアユモドキが流されてしまったと考えられる、ラバーダムが起立した時にダムの下で救出されてダム上流に放流されたアユモドキが繁殖に参加していたなど、推定個体数の他にもこの調査によって明らかになったことをお話いただきました。 調査結果は、改めてご報告します。

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