report活動報告

2023ダム落水に伴う救出活動

アユモドキの産卵場所を作ってくれるラバーダムは、稲刈りを前に倒伏されます。すると上流の農業水路や繁殖施設では、水位が一気に下がってアユモドキが取り残されてしまいます。そこで、地元保津町の関係者、京都府、亀岡市の関係機関、私たちのNPOで構成する亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会の呼びかけで、毎年救出活動を行っています。
今年も9月17日(日)に60名余りの方に集まっていただいて、救出活動が行われました。環境省、亀岡高校生、京都先端科学大学や京都大学の学生さんなどアユモドキの保全に関心のある方々にも参加いただき、89尾のアユモドキが救出されました。
一方、ダム落水の数日前から水量が減った農業用水路で、アユモドキ数尾の死亡が確認され、今後の課題が残りました。

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