アユモドキを守る外来魚駆除活動2023
かつて琵琶湖や淀川流域で広く見られたアユモドキは、今ではここ亀岡市でしか見られなくなりました。その一因は、外来魚による捕食です。亀岡市に残る唯一の繁殖場所で、外来魚がアユモドキの稚魚を食べつくしてしまう事件が起きたことがあります。私たちは、１０年あまり前から外来魚の駆除活動を実施しています。２０２３年度は、上流のため池でサイホンによる水抜きを行い、駆除を行いました。 結果的に外来魚は見つかりませんでしたが、密放流も起こり得るため今後とも警戒が必要です。
池を管理されている土地改良区の皆さんをはじめ関係者のご協力をいただき誠にありがとうございました。
協力機関：亀岡土地改良区、環境省近畿環境事務所、京都府自然環境保全課、亀岡市環境政策課、京都先端科学大学・京都府立南丹高校の学生・生徒の皆さん
