「アユモドキを守ろう!田植え体験」を行いました
SAVE JAPANプロジェクトの支援を得て、6月8日に「アユモドキを守ろう!田植え体験」をアユモドキ生息地近くの水田で行い、17組の親子のみなさんに参加いただきました。 1週間前には農業堰が起ち上がり、アユモドキの産卵が始まっています。生まれたアユモドキの稚魚は、プランクトンや水生昆虫を食べて大きくなります。水田の中にはアユモドキのエサになるプランクトンの卵が眠っていて、水田に水が張られるとプランクトンが生まれて、アユモドキがすむ川に流れ出ていきます。アユモドキと水田の米作りは、とても密接な関係にあります。 米作りをお世話になる農事組合法人ほずの酒井さんから田植えのやり方を聞いた子どもたちは、「うわぁー、にゅるにゅるや」などと叫びながら、田んぼに足を踏み入れました。おそるおそる後向けに下がりながら、丁寧に苗を植えてくれました。それでも、1列を植え終わると「もう一度やりたい」と、また次の列を植えてくれました。「カエルがいた」「貝殻があった」「冷たかったけど楽しかった」などと感想を話していました。 田植えの後では、亀岡高校自然科学部の生徒さんによる、クイズを交えたアユモドキの紙芝居を見たり、1枚の紙を折り合わせて、亀岡の川や田んぼにいる30種の生きものを絵合わせする田の字変化(ヘンゲ)で遊んだりして楽しいひと時を過ごしました。