団 体 名 |
特定非営利活動法人
亀岡 人と自然ネットワーク |
代表者名 |
上田 稔
(うえだ みのる) |
所 在 地 |
〒621-0234 京都府亀岡市東本梅町赤熊北垣内8番地 |
会 員 数 |
15名 |
設立年月日 |
平成15年6月1日<平成17年6月24日(法人格取得) > |
団体の目的 |
京都府亀岡市を拠点とし、口丹波地域の歴史、伝統、文化、地誌、野生生物、人の営みを含めた生態環境等に理解を深めるための調査・研究・啓発等の事業を行い、希少種を中心とする人と自然の調和・共生に寄与することを目的とした団体です。 |
活動期間 |
H15年6月〜現在(通算6年目) |
主な経歴 |
平成15年6月〜現在 アユモドキの保全活動
平成15年6月〜現在 地域住民の希少種保全意識をたかめる啓発事業
平成16年5月〜平成17年3月「亀岡産アユモドキの生活史とハビタット利用に関する研究−水田水域生態系のシンボルフイッシュ−」(『プロ・ナトゥーラ・ファンド第14期助成成果報告書(自然保護助成基金/日本自然保護協会)』の調査協力
平成17年5月〜平成18年3月「亀岡のアユモドキの産卵場所とそれを創出するラバーダム稼働状況の関係に関する研究」(平成17年度(財)河川環境管理財団河川整備基金助成事業報告書) 京都大学大学院岩田明久准教授・有限責任中間法人水生生物保全研究会と共同研究
(平成18年5月〜平成19年12月)アユモドキカムバック大作戦の実施(府委託事業)
平成17年5月〜平成20年3月 アユモドキの生息状況調査(府委託事業)
平成17年7月〜現在 「水辺の学校」講師(亀岡市役所地球環境子ども村課)
平成18年6月 京都府環境トップランナー表彰 受賞
平成20年4月〜現在 「のどかめ親子の 農作業で アユモドキ見守り隊」講師(亀岡市文化資料館)
平成20年4月〜平成22年3月三井物産環境基金「水田魚道と休耕田利用による天然記念物アユモドキ復活プロジェクト」
平成20年4月〜平成22年3月平成公益信託タカラ・ハーモニストファンド「南丹市八木町におけるアユモドキ個体群の復元に関する調査」
平成20年5月〜平成21年3月 アユモドキ保護増殖調査事業(府委託事業)
平成20年10月〜 指定希少野生生物保全回復府民協働推進事業(京都府補助)
平成21年4月 平成21年度「みどりの日」自然環境功労者表彰環境大臣表彰受賞(保全活動部門)
平成23年2月 亀岡市生涯学習賞(共生賞)受賞
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主な活動 |
平成15年度に人と自然の調和を目指して活動を開始するなかで、平成16年度に種の保存法の国内希少野生動植物に
アユモドキが指定されることに向けてアユモドキの保全活動を開始しました。なお、法人格の取得は平成17年ですが、
それまでは任意団体として平成15年6月頃から活動していました。
アユモドキの保全活動として、地元住民とともに渇水期における救出活動、密漁の防止パトロール、生息環境の整備と
して魚道の設置などを実施するほか、生息状況調査としてアユモドキの産卵場所の特定や生息環境・生態的特性を把握する
ための調査を当団体の会員でもある京都大学大学院の岩田准教授を中心として専門的な角度から継続的に行ってきました。
また、このような取組をもとに観察会などでアユモドキを中心とする希少種の保全の意識の向上のための啓発活動も行っています。
なお、アユモドキの他にもスナヤツメ、ホトケドジョウ、イチモンジタナゴなどの生息調査やチスジノリなどの調査や
保全活動を実施してきています。併せて、地域の子どもたちの自然環境への学習活動を高めるため、亀岡市役所地球環境
子ども村課の事業に講師として活動しており、地域の啓発にも力を入れています。
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