オオサンショウウオ

分布

岐阜県以西の本州および四国、九州の一部で生息しています。亀岡市内では大堰川、犬飼川などで生息が確認されています。

説明

サンショウウオと聞いて最も有名なのがこのオオサンショウウオです。大きいものでは全長が150cmを超えるものがいるほど世界的に見ても最大級のサンショウウオです。国の特別天然記念物に指定されており、古くからその姿を変えずに生き残ってきた「生きた化石」とも呼ばれる存在です。亀岡市には複数の河川で目撃されていますが繁殖場所の状況などが詳しく分かっておらず、今後も注目していきたい生き物です。生態としてはオスが河川上流の横穴に巣を構え、大型のオスが占有します。メスがやってくると産卵が行われ、クリーム色の卵を数珠状につなげて産みます。その後は卵から幼生が出て巣穴を離れるまでオスが保護をします。いわゆるイクメンなわけです。