ヤマトアシナガバチ

分布

本州・四国・九州などに分布しますが数は少なく、亀岡でも滅多にみられません。

説明

アシナガバチ類は危険な昆虫として家やその近くに巣を作ると駆除の対象にされますが、日本に11種いる中で最も攻撃性の弱いのが本種です。低い山などに生息しています。胸の背面中央に加えて、さらにその後ろに二本の黄色い縦長の模様があり、あしに鮮やかな黄色の部分がないことで他の種類と区別できます。蛹の入っている部屋の蓋が黄色いのはキボシアシナガバチと同様ですが大きな巣はつくりません。環境省をはじめ、東京都やいくつかの県でレッドデータブックに載っています。