キトンボ

分布

日本では全国的に分布しますが急激に数を減らしています。亀岡での産地も限られています。

説明

紅葉も終わり,冬の訪れとともに昆虫の姿がめっきり少なくなる頃になっても活発に活動しているトンボがいます。高知県では1月27日に確認の記録があります。岸が干上がる開けた場所のあるため池を好み,陽だまりの中を時折空中に静止しながら,かなりのスピードで飛び回り,しばらくすると石や倒木などに降りてとまる姿をみることができます。生息に適した環境が減少し,都道府県版レッドデータブックでは多くの県(大阪府を含む)で希少種として掲載されるようになってしまい,中には絶滅した地域もあります。