report活動報告

水辺の生き物を調べてみよう!親子観察会を開催

SAVE JAPANプロジェクトの支援を得て、8月3日に「水辺の生き物を調べてみよう!親子観察会」を千代川町の保津川右岸にある川の駅で行い、22組の親子のみなさんに参加いただきました。
保津川には53種の魚が棲んでいます、この数は他の川に比べてもとても多い数ですと説明を聞くと、子どもたちの目が輝いて見えました。ライフジャケットの着用の仕方をしっかり教わって、浅瀬で手網で生き物調査するチームと、ラフティングボートに乗って箱メガネで深場の魚を調査するチームに分かれて、調査を行いました。浅瀬でも手網で魚を捕らえるのはなかなか難しいです。「採れた」「お魚がいた」と、あちこちから歓声が聞こえました。NPOスタッフが早瀬で投網を入れると、オイカワやヌマムツが次々と岸辺に上がりました。大事に水槽に移して採れた魚を観察しました。
ラフティングチームは、保津川遊船のスタッフにパドルの持ち方とこぎ方を教わり、みんなで力を合わて前に進むボートを体験しました。箱メガネでは「とても大きな、ナマズをみつけた。」という報告もありました。
子どもたちからは、「魚を見つけるのがたのしかった。」「ゴムボートにのってたのしかった。」「いろいろな生き物を見れてよかった。」「小さなオイカワという魚がとれてとってもうれしかった。」「ラフティングは一度も乗ったことがなかったからいい経験になった。」「いろんないきものと出合うことができてとてもうれしかった。」などの感想が聞かれました。
見つかった生き物は、[魚類]オイカワ、カワムツ、ドンコ、ムギツク、カワヨシノボリ、ギンブナ、カマツカ、メダカ、[昆虫]コオニヤンマのヤゴ、ハグロトンボのヤゴ、コヤマトンボのヤゴ、[甲殻類]スジエビ、ヌマエビ、[貝]スクミリンゴガイの14種でした。

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