ホソミイトトンボ

分布

日本では千葉県以南の本州、四国、九州に分布します。亀岡でも比較的普通にみられます。

説明

5月の連休がはじまるころから木々に囲まれた池の周りに姿を現します。大きさは4センチメートル前後で他のイトトンボとあまり変わりませんが腹がとても長いのでこの名前がつきました。水辺で交尾をした後、雄と雌が連結しながら水の中にある草などに卵を産み込みます。産まれたヤゴは秋に成虫になりそのまま冬を越します。この時は全体が茶色ですが春になると体の大部分が鮮やかな青色に変わります。これとは別に初夏に羽化し夏に産卵するものもいるそうですがこれが亀岡にもいるかどうかは分かりません。

交尾の様子

産卵の様子